兵庫県西宮市の礼儀作法も学べるお琴・三味線教室です 阪急夙川駅・JRさくら夙川駅より徒歩6分 明るく清潔感あふれるスペースで和楽器を楽しみましょう

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2022/02/11
検校さんって?  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

さて検校って知ってますか?そもそもなんて読む?

「けんぎょう」と読みます。八橋検校(やつはしけんぎょう)はお琴では有名な「六段の調べ」の作曲家です。

古典曲の作曲者によく出てくる「検校」さん。八橋検校はじめ、菊岡検校、八重崎検校、松浦検校・・私は長い間、当時流行していた名前だと思っていました。(今でいう「翔太」「健斗」みたいな・・(-_-;)

これは実は位の名前です。さかのぼること平安時代。琵琶や箏を教えていた盲人に官位を与えたのが始まりだそうです。江戸時代にはしっかりした盲人の組織が存在し「検校」は最高位。優秀なエリートさんです。検校のほかに、勾当(こうとう)、別当(べっとう)、座頭(ざとう)などがあります。

「座頭」といえば・・・あの勝新太郎さんの「座頭市」(若い人は知らない^_^;) 「座頭」の位の「市さん」という意味だそうです。そういえばあの方は盲目の浪人さんでメチャメチャ強くて悪者を退治してくれてましたね♡(子どもの頃のおぼろげな記憶ですが・・)

ではまた♡

2022/01/26
☆新春邦楽コンサート☆  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

2022年1月16日(日)兵庫県芦屋市の芦屋ルナホールにて《新春邦楽コンサート》が開催されました。このコンサートは私が所属する芦屋三曲協会が主となって毎年開催されています。

27年前の1月17日午前5時46分、阪神淡路大震災発生。甚大な被害がでました。かく言う私も被災者。幸い家族は無事でしたが、住んでいた家は液状化で傾き、ライフラインはストップ。当時4歳と2歳の娘と私は実家に避難できましたが、親族も被災した人も多く、小さい子どもをかかえての被災地での生活は過酷。家族や知人を亡くした人、帰る家がなくなった人・・・ひとりひとりに震災の経験がずっしりと残っています。

このコンサートは開催当初、阪神淡路大震災で親を亡くした震災遺児に義援金を贈る復興チャリティコンサートとしてスタートしました。

関西の有名なプロ奏者をゲストにお迎えし、レベルの高い演奏をお客様にお届けしていくうち、その充実した内容が口コミでどんどん広がり、今ではホールがほぼ満席になるほどで、邦楽コンサートでは他に類を見ないお客様の多さに皆さん驚かれます。

残念ながら今はコロナでかつてほどではありませんが、それでも開催を心待ちにしてくださっていたお客様に大変喜んでいただけました。

私が出演しましたのは、「あの虹の向こう側に」(菊重精峰作曲)、「龍言(りゅうごん)」(小田誠作曲)。どちらも作曲者自らご出演いただき、一緒に合奏できたこと嬉しく思います(⋈◍>◡<◍)。✧♡

このHPのYouTubeにも登場している星田一山先生は、この新春邦楽コンサートに毎年欠かさずご出演いただき、演奏はもちろん、指揮者としても大変お世話になりました。会派もバラバラ、しかも和楽器とコーラスなど、様々な方面から集まった出演者を見事に一つにまとめて大合奏を実現してくださいました。

いつも優しい笑顔でちょっぴり辛口の指導、先生に教えていただけることが嬉しくて毎年この時期にお会いできるのを楽しみにしていましたが、一昨年の12月に逝去されました。。。

悲しんでばかりもいられません。先生が望んだであろう邦楽の発展のためにガンバリます!!

合掌






2022/01/08
今年こそお琴を始めませんか💜  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

2022年がはじまりましたね!
「1年の計は元旦にあり」といいます。今年の目標を立ててそれに向かってしっかりがんばりましょう!・・・と毎年思いますがなかなか思うようには動けませんね(-_-;)

以前教えてもらったのが、とにかく今気になっている事、やりたいこと、なりたい自分、将来の夢・・なんでもいいので100個書き出すこと。たとえば・・
  1. 人にやさしく
  2. 早起きする
  3. 〇〇万円貯める
  4. 部屋に花を飾る
  5. お琴をはじめる・・・(無理やり入れました、すんません^_^;)
やってみると結構大変な作業です。50個くらいまではすらすらっと出てきてもそのあとがなかなか出てきません(-_-;) それでも無理やり書き出します。最後の方は同じことを言いかえてるだけやん、みたいなのも出てきますが、それでもいいのでとにかく100個絞り出します。

するとなんだかぼんやりしていた自分の望みやなりたい自分みたいなものが見えてきませんか。自分てこんなことが好きやったんや、とか、これがしたかったんや、とか。そして次に行動したくなりませんか。書き出した内容は変更可能です。気が変わったら何度でも変えてくださいね。私もしましたよ~❤

「お琴を弾いてみたい」という欄があったら大変うれしゅうございます♡♡今年はぜひぜひ始めてみてください。お待ちしてます(⋈◍>◡<◍)。✧♡


写真は兵庫県西宮市の廣田神社。氏神様です。

2021/12/28
・・ゆく年くる年に想うこと・・  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です


☆日本の暦豆知識☆
12月31日は「大晦日(おおみそか)」 月の最終日を「晦日(みそか)」といい、1年最後の月の最終日ということで「大」がつけられたそうです。「除夜の鐘」の「除夜」は「旧年を除く」という意味で大晦日の夜を指します。

さて毎年、紅白歌合戦の後は「ゆく年くる年」で一年を締めくくる、という人も多いと思います(古い??)(-_-;)

コロナで始まりコロナで終わる、なんて考えもしなかったこの1年。私個人としては、まずニュースを見なくなって(新聞も読まなくなって)結構平和に暮らしました。これが正しい選択かどうかは分かりませんが、不安をあおるばかりのメディアに嫌気がさして「見ざる聞かざる」になりました。(メディア関係者の方ごめんなさい🙇)そのため、ニュースの話になると会話がトンチンカンになってしまうことも度々ありましたが。。(-_-;)

只々、ひとりひとりの生徒さんとのレッスンの時間を大切にし、コロナ対策を万全にすることで安心して教室に通ってもらえるように細心の注意を払い、日々粛々と過ごしたように思います。

・・そして来年も変わることなく、日々粛々と過ごします・・

今すでに決まっている来年の予定としましては・・
  • 小学校で放課後の時間を利用して「お琴教室」を開始
  • 11月に教室の生徒さんと一緒に演奏会に出演
  • 10月に私むらずみのリサイタルを開催!!
  • もちろん教室発表会もしますよ!
  • その他、コロナ前から順延しているコンサートがちらほら・・
今年1年、このブログは月2回「大安」の日に発信してまいりました(大安が好きなんです♡)。お読みいただきまして誠にありがとうございます。

来年もゆるゆると想いを綴ってまいりますのでどうぞお付き合いくださいませ(⋈◍>◡<◍)。✧♡

2021/12/16
人前で演奏しましょう♡  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です


☆日本の暦豆知識☆
12月は和風月名で「師走(しわす)」と言います。いつもは落ち着いている師匠も走り回るほど忙しい、という意味です。確かに「今年のうちにあれもこれもしなくちゃ」と気持ちが落ち着かなくなりますね。しかし一方で「春待月(はるまちづき)」とも呼ばれゆったりと春が来るのを待つ月でもあるそうです。皆さんはどうでしょうか。

さて12月12日(日)に当教室で生徒さんの発表会をしました(^▽^)/

コロナ禍での開催ですので、密を避けるために残念ながら一部の生徒さんだけの出演で、お客様は呼ばず大人の方はご本人のみ、お子さまはご家族も観覧していただきましたが事前に人数を申告しての入室とさせていただきました。

当教室の発表会は基本的にパートにひとり、または独奏、そして弾く人と聞く人の距離が近い!緊張がハンパない!!・・・という状況での演奏でした☆☆

前回のブログでも申しましたが、「発表会に出る」と決めた瞬間から本人の「やる気スイッチ」がONになりメキメキと上達します。そして発表会後は見違えるほど演奏スキルがアップしています♡そしてアップしているのは技術だけではなく、表現力、理解力、集中力、忍耐力・・・あらゆる能力がUP!!

本番までの練習は辛いこともありますし、相当な集中力が必要です。私も指導が細かくなってきますし・・(-_-;) 

本番が近づくと私がいつも言うのは「当日は演奏を楽しんでくださいね」

前日までは辛い練習に耐え、当日はとにかく楽しむ!これは今は亡きある方から教えていただき、いつも私自身に言い聞かせている心得です。

今後も教室発表会は続きます。生徒さんには人前で演奏する機会を何度でも経験してほしいと思っています(⋈◍>◡<◍)。✧♡

☆☆写真は発表会前の準備が整ったステージ☆☆
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