兵庫県西宮市の礼儀作法も学べるお琴・三味線教室です 阪急夙川駅・JRさくら夙川駅より徒歩6分 明るく清潔感あふれるスペースで和楽器を楽しみましょう

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2021/11/24
発表会を終えて☆  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です


☆日本の暦豆知識☆
毎年11月23日は「新嘗祭(にいなめさい)」。天皇がその年の新穀を神殿に供え、自らも食して収穫を感謝しつつ翌年の豊作を願う宮中の祭祀ですが、現在は全国の神社で行われています。

さて11月3日に私が所属する芦屋三曲協会の演奏会が芦屋ルナホールで開催されました。「三曲」というのは琴・三味線・尺八の3つの和楽器の演奏の事で、日本全国に「三曲協会」が存在します。

大きなホールでたくさんのお客様を前にしての演奏で、当教室の生徒さん4名で「夕べのロンド」という曲を演奏しました。(小学生2名、中学生、小学生のお母さま)みなさんお琴を習い始めて初めての舞台でしたが素晴らしい演奏でした(⋈◍>◡<◍)。✧♡(お母さまは学生の時に経験者です)

舞台に立つ、と決めた時からひとりひとりの気持ちにスイッチが入り、それはそれはがんばりました!合奏練習でいつものレッスン時間よりはるかに長い時間、何度も何度も同じところを弾きました。4人の気持ちを一つにしないと演奏が乱れてしまいます。周りの人の呼吸を感じることを体で習得していきました。

そしていま、その生徒さんたちは飛躍的にレベルが上がりました!すばらしい(⋈◍>◡<◍)。✧♡

人前で演奏する、ということは、それまでの練習や気持ちの持っていきかたを学ぶことでもあります。辛かったり嫌になることもありますがそれも含めての成長が必ずあります。

当教室では、教室での小さな発表会もちょこちょこ開催して、ぜひ人前での演奏を1回でも多く経験してほしいと思っています。無理強いはしませんが(-_-;)・・

写真は能舞台で独奏したときのお琴ちゃん❤

2021/11/12
箸(はし)をきれいに持ちましょう♡  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です


☆日本の暦豆知識☆

2021年11月11日は「亥の子(いのこ)」。亥の月(11月)最初の亥の日に行われるお祭りで、2021年は11月11日です。多産のイノシシにあやかって子孫繁栄を祈願する一方、稲刈りの時期でもあるので収穫祭の意味もあります。

さて今回は「箸の持ち方」について(⋈◍>◡<◍)。✧♡

和食が世界無形文化遺産になってから、世界中で和食を楽しむ人が増えています。ところで箸を正しく持てますか?箸の持ち方はその人の一生を左右するといっても過言ではありません。

 

年齢にかかわらず箸をきれいに持てない人が結構います。そういう人は必ず言います。「私箸持つのへたなんですぅ」そう、自分で自覚があるんです。なんで直さないのか不思議です。直らないと決めつけているのか直す必要がないと思っているのか・・・。いくつになっても直す気があれば直ります。今すぐ直しましょう!急いでください!


・・なぜ箸の持ち方がそんなに大事か・・

「綺麗に美しく食事をする」というのは世界中の食事のマナーの基本です。和食では箸を正しく使えないと綺麗に食事ができません。手元が美しいとすべてが美しく見えます♡


箸の持ち方で育ちがわかるとも言われます。今後どんなかたと食事をするかわかりません。一流の人、雲の上の人、と思ってる人と食事をするチャンスがくるかもしれません。はっきり申し上げます。ある程度以上の地位の人たちはあなたの箸の持ち方を必ず見ています。そして変な持ち方をする人を大事な人との食事に連れていくことはしません。どんなに見た目が素敵な方でも箸をきちんと持てない人は論外なんです。相手にされませんし次はありません。それほど大事なんです!


すでに正しくきれいに持てている人・・ご両親に感謝してくださいね(#^.^#)


・・と厳しめに申しましたが実際大げさでも何でもない大真面目な話でした♡

写真はお琴の「龍尾(りゅうび)」装飾が美しいでしょ❤

2021/10/20
コロナ禍で対面レッスンを続ける意義 ②  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です


☆日本の暦豆知識☆
2021年10月23日は二十四節気の「霜降(そうこう)」です。気温が下がって霜が降り始めるころ。。のはずですが地球温暖化が問題の現代ではまだ半袖でも十分過ごせるほどの陽気ですね。私は10月末生まれですが確かに子どもの頃の誕生日は寒かった記憶があります。

さて前回からの「コロナ禍で対面レッスンを続ける意義」第2弾。

子どもたちは、コロナで修学旅行は延期、延期の末に中止、運動会は学年別、給食は黙食と聞いたりすると胸が苦しくなります。人に近づくな、マスクをつけなさい、あらゆる規制の中で小さな心が悲鳴を上げているように感じます。

そんな中、お琴教室のお子さまが増えてきました。嬉しい限りです♡ お琴を弾きたい!と思ってレッスンを始めた子は、目がキラキラしていて素直なまっすぐな心でお琴を弾きます。お琴を弾いている時間はお琴にめちゃくちゃ集中しています。そんな子たちを見ていると「対面レッスン続けていてよかったなぁ」と思います。

お琴に集中している間は余計なことを考えなくていい時間で、今の子どもたちに必要な時間のような気がします。

お琴は子どもたちにとって習い事の一つですが、習い事とはただ単にスキルを磨くだけが目的ではなく、先生と自分の「1対1」の学びの場として社会のルールやマナーを身につけていく場所でもあります。それに加えてお琴であれば音楽的知識、演奏技術、集中力や想像力、協調性などあらゆる力を身につけることができます。

コロナ以降オンラインレッスンやネットで演奏スキルのノウハウだけを教える情報は山のようにありますが、対面レッスンすることである程度の緊張感の中で集中できる空間に身を置くことが今の子どもたちには必要な気がしてなりません。

私たち大人が、人々に不安や恐怖を感じさせるばかりのメディアに振り回されず、未来ある子どもたちが希望をもって明るくまっすぐに成長する場を作らなければならないと感じます。

そして私むらずみとしてはお琴でその手助けができるならこんなに嬉しいことはありません(⋈◍>◡<◍)。✧♡

ではまた

写真は十七絃。ふつうのお琴より大きいです。音は魅力的な低音♡

2021/10/08
コロナ禍で対面レッスンをつづける意義 ①  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です


☆日本の暦豆知識☆
2021年10月18日は十三夜。ご存じでしょうか?前回お伝えした仲秋の名月(十五夜)の一か月後である旧暦9月13日の夜のことです。満月とは限りませんが澄み切った空に輝く月は本当に美しいですね。十五夜と十三夜、両方の月を見ると縁起がいいそうですよ〜♡♡ ぜひご覧くださいね!

さて昨年からのコロナ騒動で皆さんの周りはいかがでしょうか。

不安で不安で仕方がない、出かけるのが怖くてずっと家にいる、という人が増えています。

私もお琴教室をどうすればいいか大変悩みました。こんな時にお琴を習いたい人がいるんだろうか、そもそも楽器を弾くことで自分だけ楽しんでるように思われないか、などいろんなことを考えました。

でも教室でお琴を弾いてると案外みなさん足を止めて聞いてくださってたりします。(当教室は商店街のなかにあり全面ガラス張りで中の様子が丸見えです(-_-;)) 教室の前を掃除してると「むかしやってたのよね〜、なつかしいわ」と声をかけていただきそのまましばらく立ち話(*´艸`*)

なんやかんやで出した答えは「できる限りの感染防止対策をとって今まで通りレッスンを続ける」

いまは安心・安全な環境の教室でレッスンを受けていただくことを心がけています。

レッスンは基本的に月2回ですが、月1回の人もいて、その人の生活スタイルに合わせてゆったりしたペースでレッスンタイムを過ごしていただいています。今は演奏レベルをグングン上げる、というよりは当教室が生徒さんの心のよりどころになればいいな、と思ってレッスンしています。(もちろん頑張れる人には頑張っていただきますよ!)

お琴を弾いて無心になれる時間を持ってみませんか?

無料体験レッスンもありますのでぜひアクションを起こしてみてくださいね♡

ではまた

写真は三味線とお琴。三味線も指導いたします☆

2021/09/16
字を丁寧に書くとお琴がうまくなる?  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です


☆日本の暦豆知識☆
2021年9月21日は仲秋の名月です。旧暦8月15日の夜に見えるお月様のことで、一年で一番美しいとされお月見の風習がありますね。湿気の多い夏が過ぎ、空気が澄むこの頃のお月様は格別。部屋の電気を消して虫の声を聴きながらお月様をじっくり味わってみてはいかがでしょうか♡

さて、みなさんは字を丁寧に書いていますか?字を書くときのポイント3つ!
  1. 丁寧に書く
  2. 相手を想いながら書く
  3. 字は自分の分身と心得る
「私は字が下手です」とか「字を書くのが苦手です」という人よくいます。字は「上手か下手か」ではなく「丁寧か丁寧ではないか」です。特に人に読んでもらうものは丁寧に書くことを心がけましょう。字はその人のすべてを物語ります。日ごろの考えや心がけまでがバレバレですよ〜(-_-;) そして丁寧に書いたかどうかは読んだ人がすぐにわかります。 

たとえば私の経験でいうと、学生のテストの解答用紙を見るとよくわかります。気になるのは殴り書きのような字の人が結構な確率でいることです。一番目に付くのは自分の名前。長年書き続けて飽きました、といわんばかりの乱暴な字で読めません。名前が読めないなんてもってのほか。さすがに履歴書やエントリーシートではそんなことはないでしょう。

では履歴書だと丁寧に書くけど、解答用紙はどうでもいいのでしょうか。。。こことても大事!

乱暴な字を人に見せる・・これは見る人に対する無礼でもあります。相手の人は「自分を見下している」「バカにされてる」と感じるかもしれません。実際、私が殴り書きの解答用紙を目にした時もそうでしたから😢

相手のことを大事に想いながら書くと丁寧になるはずですよね。読む人を想像して「この字を見たらどう思うだろう」と想像してください。

この「相手の気持ちを想像する」というのはマナーの基本中の基本です。いつどんなときも字を丁寧に書く習慣をつけましょう。

さてお琴の場合も同じで、お琴も乱暴に弾くと音に全部出ます。きちんとお琴と向き合って「弾きたい」と思って弾いているのか、めんどくさいな〜と思って弾いているのかは最初の一音でわかります。その音で弾かれたお琴がどんな気持ちか、その音を聴いた相手の人はどう思うだろうか、と想像することはすごく大事なことです。

そしていつどんなときも丁寧にお琴と向き合うことができるようになることが上達の一歩でもあります。

ではまた。

写真はお琴と楽譜。お琴は龍の化身です。
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