〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜
夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です
☆日本の暦豆知識☆
2021年5月21日は「小満(しょうまん)」 万物が成長して天地に満ちる頃です。麦畑が黄緑色に色づき収穫期を迎えます。
さて、田んぼに水が張られるとそろそろ「ゲロゲロ・・」と聞こえてきますよね。カエルの鳴き声を聞くと私は子どもの頃を思い出して懐かしくなります。雨上がりの放課後、友達とおたまじゃくしを見つけに行ったりカエルを捕まえたり・・
松尾芭蕉の「古池や蛙飛び込む水の音」という有名な句があります。池に ’ぽちゃん’ とカエルが跳びこむ音に風情を感じる。。感じますか?
風情を感じる、という方は日本人の心をお持ちです!池に落ちる「ぽちゃん」という音、そしてカエルの声、そのほかにも虫の声を聴いたり川のせせらぎを聞いたりしたとき、日本人は四季折々の風景を思い起こし「そろそろ梅雨やなぁ」「夏も終わりやなぁ」「心地ええなぁ」「風情があるなぁ」と様々な想いでその音を聴きます。
この感性は日本人特有のものらしく、外国人にとってはただの雑音なんだそうです。四季を大切にし丁寧に暮らす日本人ならではの感性を大事にしましょうね♡
ではまた。。